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世界最大級の異色なイベントバーニングマンは、ご存じですか?
そこは、何もない土地に一週間だけ存在するという不思議な都市。
世界中から数万人の人々が、このイベントの為に集まるという。
どうでしょう?少し興味を持っていただけましたか?
実は、私も参加はしたことがなく知人からこのイベントの存在を聞き
個人的に興味があったので、今回まとめてみました。
では、バーニングマンについていってみましょう!
Contents
バーニングマン(Burning Man)とは?
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バーニングマンは、年に一度8月の終わりに約一週間に渡って
アメリカネバダ州のブラックロック砂漠にて開催される世界最大規模のイベントである。
イベントの参加者達(通称:バーナー)は、何もない砂漠地に
ブラックロックシティー(BRC)と呼ばれる都市を形成し、
外部の世界と遮断された地で新たにコミュニティーを形成し
友人関係を築き、自らの力で問題を解決していく。
主催者側で用意されるのは、自然環境に配慮する為に仮設トイレと
食材の鮮度を維持する為の氷だけで、参加者達はイベント参加前に
自ら生活に必要な物を事前に必要な物を準備しておかなくてはならない。
イベント期間中参加者たちは、会場各地で様々なインスタレーションや活動を行う。
その活動内容は、多種多様で参加者たちが自らの発想で創り出している。
そして、約一週間後のイベント終了後には、全てを無に還して去る。
これは、バーニングマンに参加する上で守らなければならない原則である。
バーニングマンの魅力
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世界各地から数万人の規模の様々な趣味・趣向も人達が集まり
巨大オブジェやトップレスの人々が生活を共にするという
非現実的な普段体験することができない日常が待っている。
バーニングマン最大のイベントは、バーニング・マンという名称にもなっている
ザ・マン(The Man)と呼ばれる街の象徴として場の中心に立ち続けている
巨大な人型の造形物に火を放ち完全に焼却するというもの。
ほぼ全ての参加者が見物するであろうこのイベントは、バーニングマンで
一番盛り上がること間違いなしのイベントととも言える。
ちなみに、参加者をバーナー(burner)と呼ぶのは、この為である。
バーナーとは、英語で「燃やす者」の意味。
バーニングマンの歴史
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1986年ラリー・ハーベイとジェリー・ジェムーズらが木製の人形(The Man)を作り
サンフランシスコのベイカービーチにて燃やしたことが始まり。
その後、毎年開催する毎にこのイベントは、アンダーグラウウドカルチャーで
反響を呼び参加人数が百人数規模に増えていき、4年後の1990年に法的都合で、
現在の会場でもあるブラックロック砂漠へ会場を移すこととなった。
その後、多数メディアでも取り上げられることとなり、
毎年数万人が集う大規模なイベントへと成長した。
これまでのテーマと参加人数
2017年、今年で31回目となるバーニングマン
テーマは「Radical Ritual」
1986年:「The early years」参加人数/30人
1987年:「The early years」参加人数/80人
1988年:「The early years」参加人数/200人
1989年:「The early years」参加人数/300人
1990年:「The early years」参加人数/350人
1991年:「The early years」参加人数/250人
1992年:「The early years」参加人数/600人
1993年:「The early years」参加人数/1,000人
1994年:「The early years」参加人数/2,000人
1995年:「Good and Evil」参加人数/4,000人
1996年:「The Inferno」参加人数/8,000人
1997年:「Fertility」参加人数/10,000人
1998年:「Nebulous Entity」参加人数/15,000人
1999年:「Wheel of Time」参加人数/23,000人
2000年:「The Body」参加人数/25,400人
2001年:「Seven Ages」参加人数/25,659人
2002年:「The Floating World」参加人数/28,979人
2003年:「Beyond Belief」参加人数/30,586人
2004年:「The Vault of Heaven」参加人数/35,664人
2005年:「Psyche -The Conscious, Subconscious & Unconscious」参加人数/35,567人
2006年:「Hope and Fear: The Future」参加人数/38,989人
2007年:「The Green Man」参加人数/47,097人
2008年:「American Dream」参加人数/49,599人
2009年:「Evolution: A Tangled Bank」参加人数/43,558人
2010年:「Metropolis: The Life of Cities」参加人数/51,525人
2011年:「Rites of Passage」参加人数/53,963人
2012年:「Fertility 2.0」参加人数/56,149人
2013年:「Cargo Cult」参加人数/69,613人
2014年:「Caravansary」参加人数/65,922人
2015年:「Carnival of Mirrors」参加人数/67,564人
2016年:「Da Vinci’s Workshop」参加人数/67,290人
バーニングマン参加者の原則
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10 Principles(十か条の根本理念)
1.Radical Inclusion(どんな者をも受け入れる共同体である)
ー新しい人を常に歓迎し、リスペクトすること。
2.Gifting(与えることを喜びとする)
ー何かを手伝ったり、誰かに何かを与えるのは楽しいもの。
物々交換でなく、与えることを楽しむこと。
3.Decommodification(商業主義とは決別する)
ーここで買えるものは何もありません。
お金よりも大切な物に気づく為である。
4.Radical Self-reliance(他人の力をあてにしない)
ー過酷な環境にて、自分自身が生活する為に
衣食住全てを自分たちの力で何とかすること。
5.Radical Self-expression(本来のあなたを表現する)
ーどんな表現でも尊重し認めることを求め
自分自身が本当にやりたいこと、なりたい自分になること。
6.Communal Effort(隣人と協力する)
ー周りの人と協力し一人ではできない事をやること。
共同作業は、このイベントの中心ともなっている。
7.Civic Responsibility(法に従い、市民としての責任を果たす)
ー法律を順守するのはもちろんのこと
社会のルールを尊重すること。
8.Leaving No Trace(跡は何も残さない)
ー環境を守り、活動の痕跡を残さないこと。
バーニングマンの中でも重要な原則である。
9.Participation(積極的に社会に参加する)
ー自ら独創的な活動を企画し、実行するという姿勢を高く評価する
参加し積極的に人の輪に加わっていくこと
10.Immediacy(「いま」を全力で生きる)
ー今この瞬間に全力で集中すること。
同じ体験は二度と訪れないから。
どこでやっているの?
アメリカ・ネバダ州にあるブラック・ロック砂漠にて毎年開催されています。
他にも、バーニングマンの思想を同じとした同様のイベント
「リージョナル・バーン」といわれるものが、アフリカ、オーストラリア、
ニューヨーク、日本など世界各国で開催されています。
今年の開催日は?
2017年、今年のバーニングマンの開催日は、8/27~9/4と
九月第一月曜日アメリカの祝日であるレイバーデイ(労働者の日)までとなっています。
チケットの入手方法
チケットの詳細は、ウェブサイトにて
バーニングマンのチケット詳細
まとめ
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外部と遮断され、電気もガスもなく携帯電話やテレビなどの電子機器もない生活。
周りと協力し、自分らしく自己表現しながら生活していく。
便利になりすぎた生活を少し考えさせられるかもしれません。
改めて、この生活を見直せるかもしれませんね。
ぜひ、機会があればこのイベントに参加してみたいものです。
最後まで、読んで下さってありがとうございました♪
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