英語を勉強する為の留学にニューヨークをオススメしない理由

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なぜ、この事をブログに書こうと思ったかというと

実際にNYへ留学してから想像していたのと違う…とビックリした事や感じた事

ニューヨークとそれ以外のアメリカの地域に住んだことのある友人から

話を聞いて、ニューヨークは英語を勉強するのに向かないと確信したからです。

 

それは、もちろん全然文化の違う国へ行ったのだからビックリすることが沢山あるのは、

当たり前な事かもしれませんし、感じた事も人によって個人差があると思います。

 

ですので、NYに留学したあるブロガーが思った事感じた事くらいの感じで、

参考程度に読んでいただけたら、嬉しいです。

 

ニューヨークでビックリしたこと

photo credit: roj czech Na pirátské schůzi via photopin (license)

街を歩いていると英語以外の言語が飛び交っている事の方が多い

えっ?びっくりですか?予想通りだったでしょうか?

はい。ニューヨークでは、英語以外の言葉を耳にする機会が非常に多いです。

 

私も初めて留学して数週間の頃は、あれ?私は、どこに留学したんだっけ?

と思った事が何度もありました。(あなたが留学したのは、ニューヨークですよ。)

 

おまけに、最初に住んだところは、スパニッシュの方達が運営している寮だったので

スタッ同士の会話は、もちろんスペイン語、住んでいる子たちの8割くらいは

スペイン語が母国語かもしくは、英語とスペイン語が話せる感じでした。

 

英語のbe動詞と一般動詞の違いすらあやふやな私にとっては、毎日

よくわからないスペイン語が周りで飛び交っている不安な留学生活の幕開けでした。

 

ちなみに、初めてのルームメイトはイタリア人の年下のバレリーナでした。

初めて寮で出来た友達もアルゼンチンから旅行で来ていたおばさま達でした。

ちなみに、3人中2人は英語話せませんでした。

(アメリカにいるのに。英語…聞こえないよ…。)

 

変な思い出話は置いておいて話を戻しますが、

でも、アメリカだから英語が公用語だよね?と思いましたか?

(詳しくは、全ての州で公用語と認められているわけではありません。)

 

そうです。一応、表向きにアメリカ・ニューヨークで

主に使用されている言語は英語です。

 

しかし、地域によって違いはありますが、

マンハッタンにいても、ブルックリンやクイーンズにいても

英語以外の言語を耳にする機会が非常に多いです。

 

それは、なぜかというと、ニューヨークは人種のるつぼ

(多種多様の民族が混在して暮らしている都市)とも呼ばれており

800種類もの言語が使われていると言われているからです。

 

その為、デリやスーパーマーケット、レストランなど

普段私たちが利用するお店の従業員の方達は、

英語以外を母国語とする方達がほとんどです。

 

イエローキャブと言われるタクシーやUberのドライバーも

インドや中東系の方やスパニッシュ系の方々がほとんどです。

 

現在、私の暮らしているクイーンズという街では、比較的アジア系と

スパニッシュの方達が多く家から駅に向かうまでに聞こえてくる言語は、

主に中国語や韓国語とスペイン語で英語を耳にする事の方が

確実に少ないといった感じになっています。

 

なぜ、語学留学するのにニューヨークをオススメしないのか?

photo credit: FootMassagez Team Meating – Credits to https://costculator.com/ via photopin (license)

そんな事ブログのタイトルに付けておいて、自分はニューヨークに留学して

いまも住んでんじゃん!と思われる方もいるかもしれませんね。

では、なぜそんな私が語学留学にニューヨークをオススメしないのか

その理由を説明していきましょう。

 

その1.自分で機会を作らないと英語を話すチャンスがない!

はい。英語を勉強したい人にとっては、大問題です。

しかし、事実でもあります。よく留学体験談などで留学生活は楽しかったけど、

同じ国の人同士で固まってしまいあまり英語力が伸びなかった。という話を聞きます。

【ENGLISH BOOK】英語力ゼロだった私が買って良かったオススメの本まとめ【アメリカ留学】

2017.04.21

これは、ニューヨークに限らずな事かもしれませんが、他の地域に比べて

ニューヨークは、英語に触れられる機会が少ないと個人的には思います。

 

なぜなら、先ほど述べたように英語以外を話す人が多いからと

大都市ならではの理由で日本人の留学生もとても多いからです。

 

日本人のコミュニティーは、他に比べて小さいとはいえ

結構な人数の人達が毎年ニューヨークへ留学しています。

 

最近でいうと、ピースの綾部さんや少し前だと

渡辺直美さんなんかもそうですね。芸能人の中だけでも沢山います。

 

日本人コミュニティーに交わることが悪いことでは全然ありません。

むしろ、生活していく上で必要だと思います。

慣れない土地に住むのですから、みんなで助け合いです。

 

その2 英語の勉強が目的で来なくその他の目的を持ってきている人が多いから

ニューヨークに来ている人たちのなかには、

英語以外も目的として留学している人達がとても多いです。

 

私の友人にも、ファッション・アート・ダンス・写真・音楽と

色んな分野で活躍されていたり、それらを学ぶために来ている方が沢山います。

 

自分ももっと頑張ろうと思ったり何かスキルを身につけようと切磋琢磨しあえたり、

自分もこういうことやってみたい!と良いことも沢山ありますが、

正直英語の勉強に力を入れている人は少ないように感じます。

もちろん、ゼロではありません。

 

他の目的に熱中するあまり語学学校の出席率の低下

まともに英語で会話することもできないなど…。

(一応書いておきますが、語学学校を無駄に欠席するのは、本当は良くない事です。

人の事を言えないかもしれませんが…。)

 

そういう理由もあって、もちろん選択した語学学校や周りの環境にもよるかもしれませんが、

英語を自分は勉強するんだ!という強い気持ちがないと難しいかもしれません。

(もちろん、どこに留学しようが自分自身が学ぶ気がないと英語は伸びませんよ!)

 

その3 物価が高く生活するだけでも大変

ニューヨークは、誰もが知っている街でとても華やかなイメージがありますが、

それを感じる事ができるのは、一時的に旅行中もしくはお金持ちぐらいです。

 

正直、自分自身も周りの友人や知り合いも

できるだけ切り詰めて生活している人たちばっかりです。

特に留学生は、一部を除き法律的にバイト等が出来ない為に大変です。

 

毎月絶対に出ていくお金だけでも家賃に電車賃、食費や生活必需品など

覚悟していないと相当しんどいことになるでしょう。

 

おまけに、一食外食するだけで安くても20ドルから60ドルくらい

レストランによっても違いますが掛かってしまいます。

もちろん、チップもごく一部を除き必要です。

 

 では、逆にニューヨークの魅力とは?

 photo credit: Andrea Cavalera 04102015-usaontheroad-7914.jpg via photopin (license)

さて、これまでマイナスな事ばかり書いてきましたが、

今度は、ニューヨークの魅力を紹介していこうと思います。

 

その1 これまで、出会った事のないような人達と知り合うチャンスが増える

これは、ニューヨークの強みだと思います。

まったく国が違う国の人と仲良くなったり、いままでのルームメイトや仲良くなった

日本人の友達も日本の全然違う所から集まってきていたり、過去にやっていた職業や

経験も全然違ったり、おそらく日本に居たら出会っていなかっただろうなという人達が沢山います。

 

他にも、ハーバード大学を卒業した人や国際連合インターンをやっていたり、Twitterで働いていたり

前に通っていたパートタイムの大学の授業では、実際にGoogleで働いている方が先生だったこともありました。

 

自分と違った生き方をしてきた人と話をしたり、考えを聞いたり、

刺激を受けられるのは、とても幸せな事だなと思いました。

ニューヨークは、自分の価値観や考えが広げてくれるんじゃないかなと思います。

 

 

その2 色んな文化を体験したり、触れる事ができる

色々な人達が住んでいるので、色んな国のレストランや色々な国のイベント・

お祝い事が開催されたり、色んな国の友人ができお互い知らなかった文化を教えあったりと

ニューヨークは、世界をギューッと小さな街に凝縮したような場所です。

 

ニューヨークに無いものは、無いんじゃないかというぐらい

色々な物が揃っていて、体験することができます。

だからこそ、多くの人が留学先へ選び長期で住んでいるのかもしれません。

 

その3 英語以外の言語も同時に学ぶことができる

これは、実体験の一つでもあるのですが、最初に知り合った友人も

アルゼンチンやメキシコ出身の人達だったり、その後もスペイン語が母国の方達と

接する機会が多く、少しだけスペイン語が出来るようになりました。

 

といっても、私が出来るのは、ものすごーく簡単な会話やワードレベルですが、

興味があれば英語以外の言語も身に付ける事ができます

他にも友人で韓国語を極めた日本人もいるので、ある意味ニューヨークあるあるです。

 

まとめ

photo credit: Gwenaël Piaser Friends via photopin (license)

英語を勉強する為の留学にニューヨークをオススメしない理由いかがでしたでしょうか?

私自身の経験も踏まえて、今回記事にさせて頂きました。長々と書いてしましましたが、

留学先は、自分のタイプや目的など踏まえたうえで決定することをオススメします。

けして、ニューヨークへの語学留学が悪い!というわけでなく

実際のニューヨーク留学を少しでも知って、参考にして頂けたらなと思います。

 

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